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介護福祉士の給料は、他の資格や業種に比べて本当に安いのか?
統計調査をもとに、介護業界の給料についてまとめます。
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介護士の給料は
介護士の平均年収
「平成26年賃金構造基本統計調査(厚生労働省)」による
福祉施設介護員の給与等の平均は以下のとおりです。
- 年齢・・・39.5 歳
- 勤続年数・・・5.7 年
- 労働時間・・・165 時間 / 月
- 超過労働時間・・・3 時間 / 月
- 給与月額・・・219,700 円
- 年間賞与額・・・456,700 円
- 年収・・・3,093,100 円
これらの数値は、あくまで調査対象となった全介護員の平均値です。
例えば経験年数15年以上の福祉施設介護職員の平均は以下のようになります。
- 給与月額・・・252,200 円
- 年間賞与額・・・733,050 円
- 年収・・・3,759,450 円
月額給与の増額は微妙ですが、年間賞与額が増える傾向にあるようです。
資格手当の平均
平成20年財団法人社会福祉振興・試験センターの調査結果です。
介護福祉士手当の平均支給額は 10,802円 となっています。

介護業界の職種別賃金
平成26年度の公益財団法人介護労働安定センターの調査結果です。
介護職員の平均月額賃金は 222,445円、介護支援相談員が268,066円、
訪問介護員が205,088円、看護職員が288,984円、となっています。

公益財団法人 介護労働安定センター「平成26年度介護労働実態調査」(PDF)より
他の職種の平均年収
いくつかの職種をピックアップしてみます。
- 看護師・・・4,729,800 円
- PT、OT・・・3,897,400 円
- 薬剤師・・・5,311,700 円
- 販売店員・・・3,232,900 円
- 給仕従事者・・・2,780,300 円
- トラック運転手・・・4,242,200 円
看護師や薬剤師などの有資格専門職は、やはり平均年収も高めです。
販売店員や給仕従事者は就業形態が多様なので一概には言えませんが、
接客業は何かと気を遣うことが多いのに、割に合わないという印象です。
まとめ
看護師や理学療法士などの年収が、介護福祉士より高いのは事実です。
看護学校や医療系の専門学校にかかる費用と年数を考えれば当然でしょう。
実務経験を経て介護福祉士になれば、役職につく機会も多くなります。
介護業界は、経験年数で年収アップにつながりやすい業界だと思われます。
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