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【福祉の仕事】介護老人福祉施設(特養)ではたらく

 

介護士は様々な職場で、福祉の仕事にたずさわっています。

今回は、介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)で働く

メリット・デメリットなど、転職に向けた情報をまとめます。

介護老人福祉施設(特養)とは?

  • 原則として65歳以上で要介護度3以上の、常時介護を必要とする高齢者が入所(※)
  • 日常生活の世話、機能訓練、健康管理、療養上の世話を行うことが目的
  • 主に社会福祉法人などが運営している公的な介護施設
  • 従来型(多床型)とユニット型(個室型)などがある

※平成27年4月より新規入所者に要介護度3以上の制限が設けられました。

 

介護老人福祉施設(特養)一日の仕事内容

 

特別養護老人ホームの業務の流れ、一例です。

  • (7:00頃    早番出勤)
  • 7:00~   起床介助、朝食前準備
  • 8:00~   朝食介助、服薬介助
  • (9:00頃    夜勤退勤)
  • (9:00頃    日勤出勤)
  • 9:00~   排泄介助、口腔ケア
  • 10:00~   入浴介助、体操、清掃、洗濯
  • (11:00頃  遅番出勤)
  • 11:00~   排泄介助、昼食前準備
  • 12:00~   昼食介助、服薬介助
  • 13:00~   排泄介助、口腔ケア
  • 14:00~   入浴介助、レクレーション
  • 15:00~   ミーティング、排泄介助、リネン交換
  • (16:00頃  早番退勤)
  • 16:00~   個別ケア、 備品補充、清掃
  • (17:00頃  夜勤出勤)
  • 17:00~   排泄介助、夕食前準備
  • (18:00頃   日勤退勤)
  • 18:00~   夕食介助、服薬介助
  • 19:00~   排泄介助、口腔ケア、就寝介助
  • (20:00頃   遅番退勤)
  • 20:00~   就寝介助、排泄介助
  • 21:00~   消灯
  • 22:00~7:00   定期巡回、排泄介助

 

介護老人福祉施設(特養)ではたらく

 

特養ほか複数の事業所で、私自身が働いて感じ、見聞きしたことに基づいて

介護老人福祉施設で働くメリット・デメリットをあげてみます。

 

メリット

  • 経営母体がしっかりしている(社会福祉法人等)
  • 教育・研修制度が整備されている所が多く、介護技術の向上につながる
  • 職員全体が平均的に、介護に対する意識が高い施設が多い
  • 正社員登用昇給の仕組みが、わかりやすく制度化されていることが多い
  • 介護度の高い入居者が多く、内容の濃い身体介護の経験を積める
  • 入居者の終の棲家であるため、人生の終焉を手伝い、見守ることができる

デメリット

  • 正職員であれば、夜勤も含めた変則シフト勤務が一般的
  • 介護度の高い入居者が多く、介護者の身体的負担が大きい
  • 研修や勉強会、レポート提出など、業務以外にも忙殺されることが多い

 

まとめ

 

特養で働いた経験を一言で表現しなさい、と問われたら私はこう答えます。

 

「内容が濃い」 いろいろな意味で。

 

介護業務の内容、入居者ひとりひとり、職員ひとりひとり、研修やレポート等

どれもこれも、ギュッと内容の詰まった貴重な経験をしたと感じます。

 

しっかりと健全な経営をしている介護老人福祉施設(特養)を探して、

ぜひ働いてみてください。きっと内容の濃い介護士になれると思います。

 

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